タグ付けの際、親子関係にあるタグと入れ替わる仕様について

仕様について気になった点がありますので、報告させていただきたいと思います。
まず、タグAとタグBがあり、それぞれ、次のような構造になっているとします。
 タグA
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 +―タグB
次に、あるフラグメントがあり、タグBが設定されているとします。 そこで、このフラグメントタグAを設定すると、フラグメントにはタグAのみが設定されている状態になります。
わたしは概念とタグを対応させて使っており、より広い概念が親に、その概念に属するものが子になるようにタグのツリーを構成しています。 そのため、タグBが設定されているところで、タグAを設定すると(操作を誤る・気付かず、など)、タグBが削除されてしまい、狭い概念の情報が消え去ってしまうのです。
より具体的な例を示します。
 タグ「乗り物」
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 +―タグ「車」
上のタグ構造で、フラグメント「トヨタのリコール問題」にタグ「車」を割り当てたとします。ここで、タグが設定されていることを失念するなどして、これは乗り物に関する記事だ、ということでタグ「乗り物」を設定すると、このフラグメントから「車」というタグ情報が消えてしまうのです。
このような仕様は、より細かい概念でフラグメントを仕分けたのに、その仕分けされた情報を消去してしまう場合があることになります。
他の意図をもってこのような仕様にされているのかもしれませんが、上記のような使い方をした場合には予期しない動作となるので、仕様の変更について検討いただければと思います。

ご指摘の通り、現状ではタグ登録する際にすでに親子関係にあるタグがあれば、そちらと入れ替わる仕様になっています。理由としては親子関係にあるタグが重複している場合、結果的に最も下位にあるタグだけを付けているのと意味が変わらなくなり(下位は上位を兼ねる)、上位のタグが無駄になるからです。あるいは、頂いた例で言いますと、両方のタグがあると、「乗り物」という広い意味なのか、「車」という多少限定した意味なのかが曖昧になります。
タグが設定されていることを失念するなどして、これは乗り物に関する記事だ、ということでタグ「乗り物」を設定すると、このフラグメントから「車」というタグ情報が消えてしまうのです。」というご指摘はよく理解できます。しかし逆に言いますと、明示的に、より広い範囲の「乗り物」という分類に変更したいと思った場合は、「車」タグを削除する必要が出てきます。と、ここまで書いて改めて考えてみると、実はこういうケースはほとんどないのかもしれませんねぇ。
よく分からない形で何の通知もなく入れ替わってしまっていることが問題なのか、入れ替えること自体が問題なのか。混乱を招いていることは間違いないので、検討して改善したいと思います。ご指摘有難うございます。