ツリービュー、アウトラインビュー

EBtのツリーで、カレントメモを起点として両手が同じメモにつながっている構造を最初に見たとき、「何じゃこりゃ?」とすごく違和感があったのを覚えています。ところがだんだん使い慣れてくると、理屈は抜きにしてメモを探しやすい。メモをたぐっていって自分の見つけたいものが出てくると、検索した方が早かったんじゃないかと思いながらも、自分の頭を使いながら探している感覚が快適でとてもいいです。
Piggydbのフラグメントだと例えば#224#209からつながっていることは見えますが、#209が何とつながっているかはそこまで移動しないと分からない(末端のフラグメントを開いているときはアウトラインビューもツリービューも使えない?)ですよね。
EBtでもその事情は劇的には違わないのですが、常にツリービューでメモ間を動けるのと移動のレスポンスが軽快なのとで、全体を俯瞰したり捜し物をするのに重宝しています。

情報構造のモデルとユーザービリティ

EBtを試してみて、双方向関連の手軽さ強力さには驚かされました。最初の入力のハードルを下げるためには、有方向よりも、双方向の方が良いことは間違いないと思います。
Piggydbとしては、何故、EBtと比較して+αの意味付けがすでに行われているモデルを採用しているのか、きちんと考える必要がありますね。妥当でなければ修正すべきでしょう。
例えば、何故Piggydbではフラグメントタグを分けているのか。EBtは分けていません。こういったことについてきちんと検討していきたいですね。
また、モデルそのものとユーザービリティはある程度切り離して考えることもできます。ネットワークの移動や閲覧について、モデルを修正せずとも改善出来る余地はあると思います。これも検討項目になりますね。