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2012-07-10T22:12:06.896+00:00
Piggydb.jp - タグフラグメント
Piggydb
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2012-07-10T22:12:06.896+00:00
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Piggydbとは?
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Piggydbは、ブログやTwitterを書くような感じで手軽に情報を入力しつつ、必要に応じて情報同士をつなげたり、重要な情報に「重み付け」を行ったりしながら、知識やアイデアを育てるための、柔軟性の高いメモ帳のようなアプリケーションです。
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基本的な構成要素は、「<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>」と呼ばれる情報の単位と、その<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>同士をつなげる「つながり」の2つだけです。もう一つ、情報を分類するための「<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>」がありますが、これもPiggydbでは<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>の一種として扱われます(<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>として利用される<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>を「<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">タグフラグメント</a>」と呼びます)。
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機能的な説明は以上で済んでしまう程にシンプルなものなのですが、これだけだと、それが何の役に立つのか、どのような可能性を秘めているのか、なかなか分かりづらいと思います。将棋やチェスのルールをいくら説明しても、その奥深さを伝えるのは難しいように、ここで簡潔に説明するのはなかなか難しいです。そこで、時間をかけていろいろな実例を示したり、周辺的なトピックを紹介しながら、少しでもその奥深さを伝えることができればと思い、この「<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%23The+Piggydb+Way">#The Piggydb Way</a>」という連載を始めることにしました。
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owner
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2011-09-08T02:54:44.997+00:00
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タグを中心にした知識の構築
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なんとか正式版のV5.0をリリースするところまで持ってこれました。この5.0で導入した<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">タグフラグメント</a>(<a class="quick-viewable" data-id="454" href="http://piggydb.jp/fragment.htm?id=454">#454</a>)について、混乱している方も多いと思いますので、ここで改めてその意図について説明してみたいと思います。
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Piggydbは、いろいろな情報を入力しつつ、それらを「つながり」や「<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>」によって柔軟に整理することができる、情報管理<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0">システム</a>です。Piggydbという名前から想像できるように、ある程度形式が定まったデータベースとして利用される方が圧倒的に多いようです。
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しかし、このデータベース的用途とは異なる、Piggydbの真の目的があります。それは、あらゆる角度でつながりを作ることによって、発想を刺激し、新しいアイデアの発見を促す、より創造的なツールになることです。
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整理法などの本を読むと分かりますが、情報を探しやすくするために情報を分類・整理することは、あまり費用対効果が高い作業ではありません。情報の量と種類が多くなればなるほど、管理が難しくなります。探すことにフォーカスするのであれば、高度な検索機能があれば事足ります。とりあえず何でも保存しておいて、あとから検索すればいいわけです。実際にそのようなツールは沢山あって、それらの機能は信じられないほど高度になっています。
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Piggydbでは、もうちょっと情報を形作る部分にフォーカスしようと考えました。そこで、つながりやら<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>やらを持ち込んだのですが、、、当初はあんまり深く考えていなかった部分もあり、いろいろと思い通りに行かない部分が出てきました。その一つが<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>です。
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<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>は、いわゆるフォルダ的なカテゴリー分類よりも柔軟な分類手段です。私も当初は疑いなく<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>が有用なものだと思ってPiggydbに導入しました。ところが、やはりというか「分類」というのは鬼門でした。データベースが大きくなるにつれて、分類の体系を維持するのが難しくなることに気づきました。何故なら、利用者自身が学習によってよりよい分類方法を発見するからです。そうなった場合、過去のタギングをさかのぼって修正するのは容易ではありません。
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結果的に、軽はずみに<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>を使うのは良くないな、と考えるようになったわけですが、その一方で、情報を蓄積・整理していく過程で、重要になっていく情報を浮き立たせる手段として、<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>が使えるのではないか、という考えがありました。
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<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>を使わずに、<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>とつながりだけで情報を構成していると、情報収集の中心となっている<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>があることに気づきます。それらのタイトルは、自分がフォーカスしている問題だったり、重要な<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88">コンセプト</a>を表していたりします。こういった<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>を後から<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>に変換して、もっと広範囲の情報を収集したり、表示したりできるようにすれば良いのではないかと考えるに至りました。
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今までのタギングというのは、<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84">コンテンツ</a>の中から適当にキーワードをピックアップしたり、自分が知っているカテゴリーの中から選択する、というのが一般的だったのではないかと思います。<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>を付ける際、後々どのようなキーワードでその情報を特定できれば便利だろうかと考えるわけですが、Piggydbの利用方法が探索的になればなるほど、その予想は外れる、あるいは利用者自身の成長によって<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>ツリーが陳腐化してしまう可能性が高くなります。
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そこで、<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>の役割を少し変えてみて、データベースの中から自然発生的に現れる<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>、あるいは利用者のフォーカスを表すための<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>という形にシフトさせたらどうなるだろう、というのが今回導入された<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">タグフラグメント</a>で実験しようとしていることです。
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と、長々と<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">タグフラグメント</a>導入の経緯を書いてきましたが、この考え方が必ずしも多くの人に受け入れられているわけではなく、実際には反対意見も多くて、いろいろと議論も行われました。私自身もこの方法を取り入れてから日が浅いので、必ずうまく行くという保証は出来ませんが、良い感触は得ています。なにより、Piggydbの真のゴールである「創造的なツール」を目指すためには、失敗を恐れずにいろいろと試行錯誤していくしかありません。
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owner
tag:piggydb.net,2009:db-20100315082426921.fragment-454
2011-08-14T16:32:25.285+00:00
2011-08-14T16:32:25.285+00:00
Piggydb 5.0-dev2 リリース - 「タグフラグメントの導入」
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いや~暑いですね。Piggydbも別の意味で熱い時期を迎えつつあります。ほとんど焼きブタになろうかという勢いです。
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さてさて、今回のリリースで追加されたのは、下のようなたった一つのトグルボタン。
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<a class="img-link" href="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/tag-toggle.png"><img src="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/tag-toggle.png" alt="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/tag-toggle.png"/></a>
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しかし、このボタンがPiggydbの可能性を限りなく広げてくれます。
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このトグルを有効にして<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>を<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E7%99%BB%E9%8C%B2">登録</a>/更新すると、この<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>を<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>としても使えるようになります(以下は<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E7%99%BB%E9%8C%B2">登録</a>後の画面。タイトルの先頭に<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>アイコンが表示されています。)
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<a class="img-link" href="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/created-tag-fragment.png"><img src="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/created-tag-fragment.png" alt="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/created-tag-fragment.png"/></a>
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<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>のページを見ると分かりますが、<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0">タグ</a>と<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">フラグメント</a>、両方の特性を持っています。
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<a class="img-link" href="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/tag-fragment-page.png"><img src="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/tag-fragment-page.png" alt="http://piggydb.files.wordpress.com/2011/08/tag-fragment-page.png"/></a>
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たった一つのボタンが追加されただけで、表面上はほとんど変わっていないように見えますが、情報の表現力は格段にパワーアップしています。
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今回の変更は結構インパクトが大きいので、他にも調整しなければならない部分が残されていますが、これだけでも<a class="tag" href="http://piggydb.jp/tag.htm?name=%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88">タグフラグメント</a>の強力さは十分堪能できると思います。
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この変更は去年から考えていて、ようやく実装に漕ぎ着けることができました。開発者本人もこれから使ってみていろいろと試してみようと思っていますが、この些細に見える変更がPiggydbの使い方を大きく変えることになるのではないかと予測しています。
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ダウンロードは以下から。
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<ul class="level1"><li><a class="url-link" href="http://sourceforge.net/projects/piggydb/files/Piggydb/5.0-dev2/">http://sourceforge.net/projects/piggydb/files/Piggydb/5.0-dev2/</a></li></ul>
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