#684 eurekaからintelligenceへ   11 years ago (guest) Document
 我流のノウハウですが、参考になったようで嬉しいです。又、短く要点を掴んで頂いたまとめを読んで、更に私自身も理解が深まりました。どうもありがとうございます。
 eurekaタグは私もお気に入りです。アルキメデスがお風呂場でアルキメデスの原理を発見したときの叫び声が語源のeureka。この話を友人にしたところ、アハ体験という言葉を教えてもらいました。どうやら似た感じの語らしいですが、私はeurekaの方が語感が好きで気に入っています。
 4種類のタグですが、主にquesion→information→eureka→intelligenceの順番で知識を育てていくイメージです。もちろん、ボトムアップのPiggydbなので、順番に拘る必要はなく、参考程度の話ですが。
 ここでポイントになるのが、eurekaからintelligenceへの知識の育て方です。
  1. 会心の閃きが記されたフラグメントに"eureka"という固有タグを付ける。この段階では、閃いたことの具体的な内容ではなく、単純な日記のように閃きが起きた出来事そのものをささっとメモしていくケースも多い。このフラグメントのタイトルは空欄、もしくは仮題にしておく。
  2. そのフラグメントに"つながる"形でそのひらめきを他者に伝えられるまで思考を整理し、具現化していく。(その際、"eureka"タグは継承しない)
  3. その閃きがキーワードに象徴できるぐらいまとまったり、他者に説明できるように文章化、図解化できたら、"eureka"タグを付けた元のフラグメントのタイトルをそのキーワードで名付け、本文に解説を追記する。最後にいよいよフラグメントを"タグフラグメント化"して完了。
 まず、この説明を補足しますと、実際に固有のタグとして使用しているのは、"quesiton","eureka"タグのみで"information","intelligence"という名前の固有タグは使っていません。(親子タグの最上位タグとして使っても良いのですが、とりあえず現状では省いています)実際には利便性の面からinfomationに属するタグも使用していますが、"question","eureka",そして残りのタグは全てintelligenceに属するタグ、という状況が私の理想のpiggydbです。
 また、最初に"eureka"タグをつけた時点でそのフラグメントを仮キーワードで"タグフラグメント化"し、そのタグを継承していって、最後にキーワードを改名するやり方も有りだとは思います。ただ、私の場合、キーワードにまとめ、intelligenceタグを生み出したという達成感に知的喜びを感じているので、この手法を取っています。
 それに、そうしてボトムアップで生まれたintelligenceタグを、今後普通のタグとして運用していく際に、出来るだけタグはスリム化されていることが望ましいと思うので、こういった手法を取っています。もしその過程のフラグメントが参照したければ、"タグフラグメント"から"つながり"をたどっていけば済むわけですから。
 そして、このやり方だと、intelligenceタグは全て"eureka"タグの子タグとなりますが、それは思想的に自然なことだと思います。もちろん、そういえるのは、タグパレットに、ツリー以外のクラウドやフラットといった表示形式があってこそ何ですけれどもね。(タグフラグメントに、親子タグ、タグパレットのクラウドやフラット、素晴らしい機能の相互補完、ツールとして美しいですね)
 そうして生まれたintelligenceタグを複数選択して、新たな親タグを作成していく。これぞまさにボトムアップで育てる自分独自の知識の花。
 
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  • → + #686 このような話をいろいろと聞いてみたいなあと常々思っておりまして、作者冥利に尽きますね。...   11 years ago (owner) Document