私の説明はいささか抽象的な感じだったので、このような具体的な例に展開して頂けるのは有難いです。
「インデックスタグ」、「エッセンスタグ」という表現は面白いですね。この話をもうちょっと展開するとすれば、タグを付けるときに、より大勢の人が理解できるような分類体系を採用するか、データベースの文脈に沿った体系を採用するか、ということになるんじゃないかと思います。
いわゆる「フォークソノミー」は、大量の情報を共有しながら分類するので、前者の分類体系になるわけですが、Piggydbでは多くの場合、個人でデータベースを管理することになるので、他人に分かりやすい「インデックスタグ」にこだわる必要はありません。ただ、従来のタギングに慣れていると意識せずに「インデックスタグ」を作ってしまうのではないかと思います。なので「エッセンスタグ」に移行するためには、意識的に使い方を変えていく必要があります。
個人的には、「インデックスタグ」を追求すると、タクソノミー(taxonomy)の分野に足を踏み入れてしまうので、これは結構不毛なことではないかと考えたりしています。タクソノミーと言えば、海外のユーザーさんにNASAの開発したタクソノミーを紹介してもらったことがあります。
Piggydbから提案したいのは、こういった万能の分類体系にこだわらず、「エッセンスタグ」で自分の問題にフォーカスした方がよい、ということです。
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