後でいくらでも整理できるので、とにかく最初はどんどんタグ付けしていく、というのは実は私も当初考えていまして、ブログにもそのように書いた記憶があります。ですので、整理することによってタグがうまく機能している限りは全く問題ないと思います。
「必ずタグを付ける」理由として、「その情報が取り出せるという安心感」を得るためだということですが、情報へのアクセスを保つためには、タグだけではなくて、つながりを作ってネットワークを維持する方法もあります。例えば、EBtはそのように活用されていますよね?
「理解の助け」となるタグと「情報が取り出せるという安心感」を与えるタグ、というのは微妙に両立しない領域があると感じていまして、それがタグとつながりの使い分けに繋がるのではないかと漠然と考えています。後者はできるだけつながりで実現した方が良いという考え方ですね。私が「キーワード」という言葉で表現したかったのは、その辺のニュアンスだろうと事後的に考えたりしています。
ただし、「情報が取り出せるという安心感」を与えるタグが有効な例があって、それが固有名詞です(#182)。これは対象となる情報の意味を表すわけではないですけど、インデックスとしてはとてもうまく機能します。
こうやって書くと、タグとつながりの使い分けってかなり敷居の高いものだという印象を与えかねませんよね。この敷居を越えるだけの価値があるとは思っているのですが、、、
この問題はもっと時間をかけないと分からない部分も多いかもしれません。データの量とか、種類、目的、利用環境など、いろいろな要因があります。例えば、Piggydb.jpの場合は文脈を知らない閲覧者についてもある程度考慮する必要が出てきます。
|