#195     13 years ago (owner) Document
タグを介してのフラグメント同士の結びつきは疎密度でいい」というのは、私も当初考えていたことで、タグの使い方としては標準的な部類に入るのではないかと思います。つまり、できるだけ抽象性の高いもの、広い範囲を示せる言葉をタグとして利用しておけば、分野を横断して情報を見ることができる、というものです。固有名詞も比較的分野を横断しやすい(特に人名)ので、この範疇に入るのではないでしょうか。
他方、例えばある具体的項目について、大きなツリーやネットワークを作ろうとしている場合、それらに共通するタグを付けておくと、後々ネットワークに参加するフラグメントをフラットで眺めたり、一括で処理(削除など)したりできるということもあります。例を挙げれば、書籍の内容からフラグメントのツリーを作るときに、それらに書籍名のタグを付けるなど。
フラグメントに一つ一つ意味を持たせていると、フラグメント登録自体がやっかいなことになり
これは私も大事だと考えてまして、V4.7でタイトルの優先度を下げたのも、登録の敷居を下げるのが狙いです。あるものをそのまま登録できる、つまり敷居を下げる、というのを突き詰めていくと、結局、TwitterとかEvernoteのような感じになるんでしょうね。