受動的な閲覧時にもセレンディピティを起こす仕掛けを

Amazonなどで、過去の購入履歴から特定のユーザーに勝手にオススメの商品を紹介してくるサービスなどがありますが、データマイニング-Wikipediaという技術が元になっているそうですね。
そのデータマイニングを活かしたアプリの記事で面白い記事を紹介させて頂きます。
テレビとか新聞はとても優しくて、テレビをつけておいたり、パラパラと紙をめくっていくだけで、何かしらの情報が入ってくるんですよね。それがWebに欠けていることだと思っています。莫大な情報があるWebの中で、自分の興味のある情報を自分から探しに行かなければいけないのが、すごく辛いことだなと感じるんです。
私はツイッターやフェイスブックはそもそもアカウントを作っていないので、このアプリとは縁がありませんが、面白い発想のアプリだと思います。セレンディピティな発見もありそうですよね。
(この引用内容を更に踏み込むと、一部の現代人には"自分が見たい情報だけを見たがる"、"知りたくない情報はシャットアウトしたい"という願望があり、またそれを叶えるツールがたくさんある、と話を展開させることも可能ですが、本題ではないので止めておきます)
Piggydbにも#663 Piggydb 6.6 リリース - 「フラグメント・シャッフル」 という機能があり、これはとても素晴らしい機能だと思います。ただ、あくまで能動的な作業が必要ですよね。なんとなくTVを付けてきたら、新聞を眺めていたら、セレンディピィティが飛び込んできたというような体験を増やすためには、起動時のデフォルトのフラグメント・ツリービュー画面が、常にシャッフル状態で表示されたりすると、更に面白くなるかもしれません。受動的な閲覧時にもセレンディピティが発見されるような仕掛けがあると、Piggydbももっと面白くなりそうですね。(もう既に、そういう設定が可能なのであれば、ぜひとも教えて頂けますでしょうか。よろしく御願い致します)

追記 例えば、毎朝おみくじを引くような気分で、シャッフルボタンを押すような習慣を作っても面白いですね。大事なのは、いろいろと能動的に知的探索を行っているとき以外の時間にも、様々なフラグメントが様々な組み合わせで目に入ってくるようにすることですので。

「能動的な作業が必要」というのは確かにその通りですね。今の形だとそもそも使ってみようという気にもなりづらいかもしれません。あるいはフラグメントの見せ方にも工夫が必要かなと思います。この辺は追々検討したいところです。ご指摘有難うございます。

Piggydbによる情報の魅せ方

提案を受け止めて下さり、どうもありがとうございます。Piggydbによる情報の魅せ方が更に進化する日を楽しみに待っています。