このような話をいろいろと聞いてみたいなあと常々思っておりまして、作者冥利に尽きますね。どうもありがとうございます。
eurekaタグのようなメタな役割を持ったタグには、先頭に'#'を付けると便利かもしれません。これはPiggydbの慣例で、他の知識の内容を表すタグと区別できますし、'#'から始まるタグは、サブ(子)フラグメントを作るときに継承されません(通常、サブフラグメントを作るときには、デフォルトでエディタのタグ欄に親フラグメントタグが補完されます)。
「アハ体験」を僕なりの言葉で言うと、「既存のカテゴリを横断するような共通性の発見」という感じになるでしょうか。
この場合の「既存のカテゴリ」は、社会で共有されているものというより、個人個人の頭の中にあるものを指します。ですので、社会的には取るに足らない発見でも、その人の既存のカテゴリを横断しているのであれば、その人にとっては重要な発見となりえます。これが人間の学習プロセスの基本ではないかと僕は考えています。
ということは、個人のカテゴリが社会一般のカテゴリと近いときに、何らかの発見をすれば、それは社会的にも画期的な発見なるわけです。

アハ体験

 素晴らしいツールを作って頂けた感謝を少しでもフィードバックでお返しできたようで嬉しいです。
 "#eureka"、ですか! なるほど、ピッタリの使い方ですね! ちゃんとこうした機能が用意されているのは流石ですね。"#question"も良さそうですね。
 Piggydbは見落としがちな便利機能が多いので、もう一度使い方を見直してみたいと思います。フィルタ機能や複数フラグメント選択後の親フラグメント、(親)タグ作成、並列な子フラグメントの順番並び替え、テキスト整形(表組みも可)、パッと思い出すのはこんなでしょうか。
 後、piggydbの機能ではないですが、firefoxアドオンの「Textarea Cache」なども忘れずに使いたい機能ですよね。ブラウザはふとした操作ミスで、せっかく記入していたテキストデータが簡単に消し飛んだりしますので、よい保険になります。
 さて、本題の「アハ体験」ですが、作者様の仰る、「既存のカテゴリを横断するような共通性の発見」は私の中での"#eureka"とintelligenceタグを合わせたイメージになりますね。とても納得がいく説明です。
 特に以下の段落
この場合の「既存のカテゴリ」は、社会で共有されているものというより、個人個人の頭の中にあるものを指します。ですので、社会的には取るに足らない発見でも、その人の既存のカテゴリを横断しているのであれば、その人にとっては重要な発見となりえます。これが人間の学習プロセスの基本ではないかと僕は考えています。
  の"個人個人の頭の中にある"「既存のカテゴリ」という捉え方が、"#eureka"やアハ体験のツボをよく捉えているなと感じました。とても分かりやすい説明で、私も頭がスッキリしました。
 最後の段落の内容も納得です。いつかpiggydbの愛用者から、社会に貢献できるような素晴らしい発見がなされる日が来るかもしれませんね。その日がとても楽しみです。

よりよい分類方法の発見と更新 → ...

 どうも673です。(そろそろ個人の特定が必要かなと思いましたので、初書き込みの番号で名乗らせて頂きます)Piggydbの使い方を見直そうと、piggydb.jpを見直していたのですが、eurekaが起きた記事があったので、フィードバックさせてもらいます。
タグは、いわゆるフォルダ的なカテゴリー分類よりも柔軟な分類手段です。私も当初は疑いなくタグが有用なものだと思ってPiggydbに導入しました。ところが、やはりというか「分類」というのは鬼門でした。データベースが大きくなるにつれて、分類の体系を維持するのが難しくなることに気づきました。何故なら、利用者自身が学習によってよりよい分類方法を発見するからです。そうなった場合、過去のタギングをさかのぼって修正するのは容易ではありません。
  • #549より引用させて頂きました。
 このよりよい分類方法を発見した場合の過去の問題の更新問題は、常に私の頭を悩ませてきました。元々情報を整理、加工し、そこからあらたな創造、発見をすることそのものが好きなところがあるので。本来は、何らかの目的の為にその手段として情報を管理するのですが、情報を管理することそのものが目的にすり替わりがちなんですよね。
 そんな情報管理フェチの私なので、タグの細かさや分類基準、フラグメントへのタグ付け忘れと修正などで悩むことがかなり頻繁にあります。そこで、この記事を読んだ瞬間、最近考えていた情報管理法(inforamtionと記憶・発送の連鎖を"つながり"で、intelligenceをタグで表現する)という方法の隠れた利点に気が付きました。
 それは自分の中で"#eureka"(アハ体験)が起きたintelligenceフラグメントのみをタグフラグメント化する事で、"よりよい分類方法の発見とそれに伴う過去情報整理への欲求"を最小限に留めることが出来ると言うことです。
 何故ならば、intelligenceタグそのものが"よりよい分類方法の発見"であるからです。
 確かに"検索性"を高めるために出来るだけ分かりやすくinfomationを分類したいという欲求は常にあります。ですが、Piggydbには高速な全文検索機能とブックマーク、シャッフル機能があります。特にシャッフル機能は"何か忘れていないかな?"とした漠然とした不安を解決、又は解消するのにとても優れていると思います。
 そして、"つながり"。人間は何かを思い出そうとするとき、大抵、それに関連する事柄から、連鎖するように記憶をたどっていきますが、Piggydbの"つながり"はまさにそれを再現することが出来るわけです!

ブラウザでの入力中にありがちな、テキストが操作ミスで消し飛んでしまう問題

後、piggydbの機能ではないですが、firefoxアドオンの「Textarea Cache」なども忘れずに使いたい機能ですよね。ブラウザはふとした操作ミスで、せっかく記入していたテキストデータが簡単に消し飛んだりしますので、よい保険になります。
これはWebアプリケーションを使うときには共通の問題ですよね。私の場合は、テキストエディタにまず書いてからコピペしてますが、ブラウザのプラグインをうまく活用できれば、そのような手間も省けますね。