Piggydbは「疑似マインドマップ」から「知的生産ツール」へ
- まず前提として、Piggydbはテキストベースのソフトですから、マインドマップをビジュアル表示出来るわけではありません。
- このPiggydb.jpでは過去様々にマインドマップについての記事が書かれています。代表的な記事を以下に紹介します。
- では、Piggydbを「疑似マインドマップ」として活用する方法を紹介します。
- セントラルイメージを新しいフラグメントとして作成します。もちろん、画像をセントラルイメージとして使うことも可能です。
- つながりのあるフラグメントを作り、タイトルにメインブランチの単語を記入します。
- 本文に文章を書くことでBuzan's iMindMapでいう「ノート」機能を再現することが出来ます。
- 後は、セントラルイメージやメインブランチからつながりのあるフラグメントを作る行程を繰り返せばOKです。
- 自由にフラグメントをツリー状に構成することが可能です。また、フラグメントの並び替えも簡単です。
以上です。脳内でマインドマップをイメージすることが出来る人にとっては充分に有効な使い方だと思います。
とはいえ、やはり本家マインドマップの使い勝手には及ばないというのが正直なところです。ですが、この使い方をあえて紹介したことには理由があります。それは、「疑似マインドマップ」としてPiggydbを運用することで、「知的生産ツール」というPiggydb本来の目的を果たすための鍵となる機能「つながり」を分かりやすくイメージすることができるようになると感じたからです。
Piggydbは、いろいろな情報を入力しつつ、それらを「つながり」や「タグ」によって柔軟に整理することができる、情報管理システムです。Piggydbという名前から想像できるように、ある程度形式が定まったデータベースとして利用される方が圧倒的に多いようです。
しかし、このデータベース的用途とは異なる、Piggydbの真の目的があります。それは、あらゆる角度でつながりを作ることによって、発想を刺激し、新しいアイデアの発見を促す、より創造的なツールになることです。
Piggydbを自由自在に操って、画期的なアイデアを閃かせたり、既存の情報から新しい概念を発見したりする。そういうことに興味を持ってワクワクする方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度Piggydbをお試し下さい。その際に、もし始め方の検討が付かないようであれば、「疑似マインドマップ」の作成からスタートしてみることをオススメします。