つながりの意味とランダムビュー

作者様のブログ「出鱈目IA試論」 知識のネットワーク構造とその表現 にて
ネットワーク構造というのは頭の中にだけにある抽象的な構造で、これを抽象的なまま視覚情報、つまり図示するのは結構難しい。例えば、もっとも単純だと思われる2ノードのネットワークを図示することを考える。
ノードをどのように配置するかで、ネットワークの「意味」が変わってしまう。横の配置では対等に見えていた二つのノードが、縦の配置では上下関係があるかのよう見えてしまう。
とありましたが、この感覚は実感することができます。#377 知識創造ソフトウェア: Frieve Editor, iroha Note のような空間的な表現をするソフトでさえ、そういう関係性から抜け出すのは容易では無いと思います。脳内のネットワークをリアルにイメージさせるには、3Dかつ自由な視点方向が求められるのではないでしょうか。
ですが、現実にPiggydbに3Dビューを搭載するのは、非常に困難だと思われますので、Frieve Editorのようにランダムな表示を取り入れてはいかがでしょうか?
つながりのあるフラグメントのみをランダムに表示させるのは、かえって難しいような気がするので、まず「ランダムビュー」というページをPiggydbの上部ツールバーに、「ホーム」 「フィルタ」 「ランダム」 「システム」 「ログアウト」 という風に設置します。
そして、「ランダムビュー」に入ると、全てのフラグメントからピックアップされたフラグメントがランダムに表示されています。そこから、フィルタ機能を組み合わせて、関連するタグのついたフラグメントのみをランダムで表示するようにするのです。
ランダムビューは発想を刺激し、新しいアイデアの発見を促すために使われる古典的な手法の一つですが、試す価値のある手段だと思います。どうかご検討の程、よろしく御願いします。