"リンクのトラックバック"と"ネットワーク"についての考察

フラグメントに情報を記入する際、参考にしたフラグメントリンクを張りますよね。
その際のリンクは一方通行のリンクとなるわけですが、ネットワークとしてPiggydbを使う場合、
やはり、(手間の問題を度外視すれば)毎回つながりを付け足すのが正しい方向性なのでしょうか?
(機能として、リンクの"トラックバック機能"を追加すれば解決するのでしょうが
現在備わっている機能をいかに活かしていくかを考えるのもユーザーの楽しみの一つだと思いますから
・・・ただ、もし今後お時間があるようでしたら検討の片隅に加えて頂けますとありがたいです。どうぞよろしく御願いします)
例えば、EBtでの双方向リンクというのは非常に使いやすい機能だと思いました。
ですが、 #265 「構造」と「機能」からPiggydbのモデルを分析する
Piggydbでは、EBtにおいては暗黙に意識しているような「意味」も表現手段に加えていると解釈できると思います。つながりに方向があるのは、視点を意識しているためです。例えば、A → B と B → A は異なります。Aの視点から見たBとの関係とBの視点から見たAとの関係は異なるからです。つまり、これは「意味」を単位にしているということです。タグも同様です。タグというのは、情報の「意味」を表すために純化して設計された仕組みです。
というつながりの方向性という考え方も興味深いです。
それとも、リンクを張った時点で何らかの共通点があるのだから、"""タグ"""で括れば良いのでしょうか?
もちろん、ケースバイケースだとは思いますが、作者様や他のユーザーの方々からアドバイスを頂ければ幸いです。
どうぞよろしく御願い致します。

'つながっている"フラグメントの一覧表示についての要望


まさしくその通りです!フラグメントの構造とは直交するコンセプトタグを利用する、言い換えると、複数の構造(ネットワーク、あるいはツリー)を横断するものですね。横断しているということを示したいがためにタグという要素を別に用意している、と言ってもいいかもしれません。
EBtでも、タグとして機能しているX、Yを他のメモと区別できるように「タグ」というタイトルのメモで修飾すれば、同じようなことができます。Piggydbで言えば、一階層のタグセットとして認識できます。このように、EBtにおいて、タグとして機能しているメモを区別する必要があるのかないのか、あるとすれば何故なのかを考えれば、タグという概念の必要性について、ヒントを得られるのではないでしょうか。
そのメモ(あるいはフラグメント)を選択すれば、そこからつながる別のメモが見える、という機能に限って言えば、つながりはタグの代用になるわけですが、Piggydbにおいては、その他の機能で以下のような差別化を行っています。
  • つながり
    • ページングなし
    • 順序の保存
つながりにページングが無いのは、それほど大きな数のつながりが作成されることを意図していないということですし、タグページにページングがあるのは、大量のデータを修飾の対象とすることを意図しているからです。 つながりの順序は以前話題になりましたけども(#208)、順序は空間上の配置を意味しますから、これはつながりが基本的には構造的な関係を表すということです。
ちょっと堅い言葉で言いますと、タグの修飾は「概念的包含関係」を表し、つながりは「構造的包含関係」を表しています。この二つの区別には常に混乱が付きまといます。
タイヤは自動車の下位概念ではない。タイヤは自動車の部品である。自動車事故は自動車の下位概念ではない。自動車事故は自動車に関連する概念ではある。

とのことですが、つまり、作者様としましては、あまり深い階層の"つながり"は想定していないとのことでしょうか?
私は個人的に、マインドマップのようなビジュアル的制約に縛られていない分
思うままに深いつながりを作成できるのが、Piggydbの利点の一つだと感じているのですが。
「概念的包含関係」と「構造的包含関係」を比較すれば、
「概念的包含関係」の方によりページングの必要を感じるのは理解できますが、
やはり、わたしとしては、「構造的包含関係」にもページングが必要だと感じています。
※ページングを関連フラグメントの一覧表示機能と捉えているのですが、それがそもそもの間違いなのでしょうか?
検索してみると、プログラミングの単語が上位にhitするのですが・・・。
既に、カラー出力など、様々な要望を出している立場で心苦しいのですが、もし、難しくないのであれば、
(既に下位フラグメントは一覧表示できる機能がありがたく備わっていますので)
の搭載を検討して頂けますと、大変ありがたいです。
もちろんお時間があるときで結構です。
もし、つながりフラグメント一覧 が実装されますと、
特に、タグ一覧や、全文検索、リンクなどからたどり着いたフラグメントの文脈を容易に把握できるようになりますから。
※もちろん、現状でもひとつひとつ上位フラグメントに遡っていくことは可能なので、贅沢な要求だとは理解しています・・・。
また、個人的にはカラー出力>>>つながりフラグメント一覧
なので、本当にワガママな要望だと自覚しております。本当に申し訳ありません・・・。
それでは、どうかよろしく御願い致します。

→ ...

#397 つながっているフラグメントの一覧表示についての要望
「深い階層の"つながり"」というのは、一つのフラグメントから沢山のつながり(子フラグメント)がある状態を指しているのでしょうか?それとも、つながりもタグと同様、下位フラグメント(子だけじゃなく孫以下も)を全て一覧表示したいということでしょうか?
後者です。(つまり、親、祖父、曾祖父、と初代のご先祖様までたどれるようにして欲しいです)
前者は、現状でも親フラグメントを開いて、ドキュメントビューか、#66 フラグメント・ツリービューで一覧できますから。
具体的に言いますと、
つながりのあるフラグメントの一覧表示機能。
現状、自分より下位のフラグメントは、すべてそのフラグメントから
ドキュメントビューやフラグメント・ツリービューで開ける仕様になっていますよね
それを自分より上位のフラグメントに関しても同じように扱えるようにしたいのです。
もしくは、そのフラグメントのつながりの最上位フラグメント(複数ある場合も)へのリンク機能
例えば、私の今回の一連のフラグメントは更新順に読んでいくとなかなか読み取りにくい構造になっていたと思います。
ですが、#388 私なりのPiggydbへの考察と感謝を開いて、
この上位フラグメントをセントラルイメージとして、下位フラグメントにて~以下略~
という言葉から、
ドキュメントビューもしくは、フラグメント・ツリービューで一覧して頂ければ、
分かりやすく読んで頂けるような構造を意識させて頂きました。
でも、更新順に読んでいったら、#388の存在には気づけないですよね。
ですので、全てのフラグメントに、その最上位のフラグメントへのリンクが張ってあれば、
そのフラグメントからドキュメントビューや、フラグメント・ツリービューで一覧することが出来ますよね。
例えば、「#400 ”つながり”と”タグ”は表裏一体」から一発で 、#388 私なりのPigydbへの考察と感謝へのリンクが欲しいのです
(現状、一つ上位のフラグメントはリンクが表示されていますよね
それをどんどん上にたどっていくと以上のリンクにたどり着きますよね、下記のように。)
#400#399#389#388
→→→→→→#394#388
その際、現状のドキュメントビュー、フラグメントツリービューがそうであるように、
重複したフラグメントが表示されるのは、問題ないです。
というより、逆に省かれてしまうと構造が分からなくなるので困ります。
また、そのような仕組みであれば、例えば、#394の上位フラグメント(セントラルイメージフラグメント)が
#388とは違う、他のセントラルイメージフラグメントであっても、問題なくたどり着け、一覧することが出来ますよね。
システム的な負担が重いのかもしれませんが、どうぞご検討の程、よろしく御願いします。