Piggydbはボトムアップ型のマインドマップとしても活用可能
#266 EBt作者さんのブログより「EBtの基本概念」 にて
その他、「リンクの方向に縛られて、思考が阻害される」というのは、なるほどと思いました。確かにPiggydbにおいては、つながりを作るときに「この方向で良いかな?」と一瞬考えてしまうことがあります。これはネットワークのノードが、テキストのように内容が曖昧なものになると、特に問題になるような気がします。文章としての上下関係は迷いませんが、比較的対等な横つながりの関係では煩わしい問題になりそうです。これは改善のきっかけとなりそうな良いヒントを頂きました。
その時、上位フラグメントは、セントラルイメージの役割をするわけですが
マインドマップではセントラルイメージを作成してから、ブランチを伸ばすわけですが、
Piggydbでは、まずフラグメントを並べてから、それらを束ねるセントラルイメージの正体を考えることが出来るわけです。
マインドマップではセントラルイメージを作成してから、ブランチを伸ばすわけですが、
Piggydbでは、まずフラグメントを並べてから、それらを束ねるセントラルイメージの正体を考えることが出来るわけです。
これが、つまりボトムアップという思考法なのではないでしょうか。
実際のところ、私はPiggydbを使う際に、頭の中で、マインドマップをイメージしていることが多いです。
ただし、その際に気を付けているのが、
ただし、その際に気を付けているのが、
- 上記のようなボトムアップの思考を忘れないこと。
- 特に、一つのフラグメントが複数のセントラルイメージを持つことを恐れず、むしろ積極的に歓迎すること。
の2点です。
つまり、私はPiggydbをボトムアップ型のマインドマップのようなアイデアプロセッサとしても活用しているということです。
上位フラグメント
そういったボトムアップ、ネットワーク構造のPiggydbにおいては、こちらの方がよりベターな呼び方だと感じています。
蛇足_"つながり"と"リンク"と"ネットワーク"
(例えば、セントラルイメージが問題提起のフラグメントで、以下に時系列順に本論を述べていき、
最下位のフラグメントが結論フラグメントであった場合です。
この場合、問題提起のフラグメントに直接結論フラグメントをつなげた方が使いやすくなると思います。
最下位のフラグメントが結論フラグメントであった場合です。
この場合、問題提起のフラグメントに直接結論フラグメントをつなげた方が使いやすくなると思います。
ただし、この場合、構造的には、フラグメントは上位から下位ときちんとつながっているわけですから、
構造が破綻したわけではなくて、いわゆるリンクという概念と捉えた方が正しいとは思いますが)
構造が破綻したわけではなくて、いわゆるリンクという概念と捉えた方が正しいとは思いますが)
ただ、いずれにしても、ネットワークをイメージしてPiggydbを使う際には、
このような言葉の差異に縛られないことが重要なのかもしれませんね。
マインドマップのビジュアル的制約
並列性とボトムアップ、そして大量の派生ブランチというのは、マインドマップが持つ弱点ではないかと思います。
ビジュアル的な面から、ブランチは後ろ方向に伸ばすのは得意でも、横方向には限界があります。
そして、手書きのマインドマップでは親ブランチを作るのは不可能、 Buzan's iMindMap でも結構大変でした。
ビジュアル的な面から、ブランチは後ろ方向に伸ばすのは得意でも、横方向には限界があります。
そして、手書きのマインドマップでは親ブランチを作るのは不可能、 Buzan's iMindMap でも結構大変でした。
※そういうとき、本家マインドマップでは
を勧められました。
そうやって、書き直していく過程で思考を整理し、ムダを省いていくのがマインドマップの本質なのかもしれませんが、
大量のアイデアをとにかく記録していきたい立場としては、
マインドマップのビジュアル的な制限はとても厳しいものがありました。
大量のアイデアをとにかく記録していきたい立場としては、
マインドマップのビジュアル的な制限はとても厳しいものがありました。
つまり、アイデアの取捨選択は入力が終わり、一段落してから、リフレッシュした頭で行いたいのに
マインドマップではビジュアル的な制限から、アイデアの入力中にアイデアの取捨選択を迫られてしまうのです。
マインドマップではビジュアル的な制限から、アイデアの入力中にアイデアの取捨選択を迫られてしまうのです。
とにかくまずは気軽にメモできて、後から、ボトムアップでもトップダウンでもタグでもつながりでも整理できる!
Piggydbの素晴らしい長所だと思います。
Piggydbの素晴らしい長所だと思います。