Piggydbの限界性能について

どこまでの大量データを扱うことができるかというご質問ですが、PiggydbではH2 Database Engineというデータベースエンジンを内部で使っています。ですので、検索や閲覧、登録、更新などの処理性能は、このデータベースエンジンと、あとはご利用のパソコンの性能に依存しています。
私の方で、どこまでの使用に耐えられるかをテストをしたことはないので、正直なところ、正確なことは分からないのですが、それほど古くないパソコンであれば、私の経験上、数千個単位のフラグメントは問題なく管理できると思います。
画像などのファイルはデータベースの中には保存せず、そのままのファイルとして管理していて、Webページ上からリンクされるだけですので、沢山登録しても性能にはそれほど影響を及ぼさないと思います。性能に影響するのは全文検索の対象になるテキストデータです。
ちなみに以下のサイトにH2 Database Engineの限界性能が書かれています。
データの量が増えた場合は、それだけメモリの使用量も増えるとありますが、テキストの量が数ギガバイトに達するのは稀だと思いますし、ほとんど問題にならないのではないかと思います。
私の方でもどのぐらいの大量データに耐えうるのか興味があります。おそらく個人使用で問題になるようなことはほとんどないのではないかと推測しています。もし大量にデータを登録して、性能に何らかの影響があった場合は、是非お知らせ下さい。
むしろ問題になりそうなのは、データ保全の方ではないかと思います。過去のバージョンでは突然の電源断でデータベースが壊れるという報告がありました(#336)。最新のバージョンではデータベースエンジンもアップデートされていて、そのような問題は起きづらくなっているようですが、大丈夫だと保証することは難しいです。定期的なバックアップが大切になります。

心強い解答、どうもありがとうございます。
画像については、フラグメントの折りたたみ機能などを見て
素人目にも軽く動作しそうだなと言う、安心感があります。
テキストの量がギガバイト単位になることは無いと思いますので、大丈夫だと思います。
安心しました。
試しに、最長のテキストファイル(12万7447文字/200KB)を一つのフラグメントにコピーしてみましたが
数秒待つだけで、問題なく動作しました。
また、日常の仕様で最長となるであろうPomeraDM20のマックスサイズ(2万8000文字/56kb)も試しましたが
こちらは軽快に動作しました。
ちなみにスペックは
Windows XP SP3
EPSPN DIRECT CORPORATION
Endeavor
Intel Core Quad CPU @ 2.40GHZ
3.00GB RAM
Google Chrome
です。 (お気に入りのPCですが、少し古くなってきたので、最近、少し動作が不安定気味・・・)
今後、データが蓄積されてきたときには、機を見て動作報告させて頂きたいと思います。
今後ともよろしく御願いします。

バックアップについてですが、手軽にバックアップできるので、毎日の終了時や長文フラグメント投稿時など、上書保存の感覚で行っています。
データ量が増えてくるにしたがって、時間はかかりますが、大事なデータですから
ファイル名もタイムスタンプ付きなので、古いファイルの削除も気軽に行えるのでありがたいです。
突然の電源断に関しては、我が家でも停電などで、電源が切れることがまれにありますね、デスクトップPCなので。
(その点、以前使っていたノートPCは停電にも強かったですね。
自動的にバッテリーに切り替わるので、落ち着いて保存してから終了できましたので)
今後もし、Piggydb使用時に、停電などで突然の電源断がありあましたら、データの保存状況をお伝えさせて頂きたいと思います。

フラグメントテキストの保全という意味では、
むしろ、投稿前のフラグメントの方が危険だと感じています。
というのも、昨夜、割と長めのフラグメントが一度データロストしているんですよね。流れとしては
  1. 数時間ログインしっぱなしで連続投稿中。
  2. テキストエディタなどは使わずに、ベタ書き中。
  3. Google chromeで3つのPiggydbに同時ログイン中。(Piggydb.jp/デモサイト/自分のPiggydb)
  4. 引用の見た目を確認しようと、プレビューボタンをクリックしたところ
  5. 元のフラグメントのページが表示されており、右上を見るとログアウト状態に。
  6. 戻るボタンでもデータは復旧せず
(戻るボタンでデータが復旧してくれていたら、本当に助かったのですが)
ということで、以後は、プレビューボタン、登録ボタンを押す前に、Ctrl+A→Ctrl+Cで全文コピーを習慣にしようと注意しているところです。
まあ、なんとなくパソコンも重くなっていましたし、以前にも似たようなことはあってので、私の不注意だと反省しています。
ただ、他のユーザーさんの為にも一応フィードバックということでご報告させて頂きます。
希望としては、上書保存感覚で使える一時保存のボタンなどがあれば、ありがたいと思います。
よろしければ検討して頂けますと嬉しいです。どうぞよろしく御願いします。

編集中のテキストの保存について → ...

これはWebアプリにおける共通の問題ですね。多くのオンラインブログサービスなどでは、書きかけのエントリを自動保存する機能が備わっていたりします。ただPiggydbはコア機能もまだきちんと実装が終わっていない段階なので、こういった補助的な機能はどうしても優先度が相対的に低くなります。
基本的にブラウザは複雑なソフトウェアなので、テキストエリアで編集中に何が起こるかわかりません。Webアプリケーションの方で保護するのにも限界があるのではないかと思います。
編集中のテキストを保護することについては、テキストエディタに任せたほうが良いのではないかというのが、今のところの私の考えです。基本的に一つのフラグメントはそれほど長くないテキストを想定していますので、そういった場合は直接書き込むのもありですが、長い文章の場合は、一度愛用のテキストエディタで書いてからフラグメントとして登録するというのが、より安全かつ快適に文章を書く方法ではないかと思います。