マルチユーザーでコラボレーション!

初期状態のPiggydbに用意されているユーザーはownerユーザーのみですが、複数人でデータベースを共有したい場合は、簡単にユーザーを追加することができます。
ユーザーを作成するためには、特殊タグ#user)を利用します(#81)。

特殊タグ: #user

新しいユーザーを作成するためには、「ユーザー名をタイトルとするフラグメントを作って、"#user"というタグを付ける」だけです。これをユーザーフラグメントと呼びます。ユーザーを作成できるのは、ownerユーザーのみです。
作成されたユーザーのパスワードは、デフォルトの状態でユーザー名と同じになります。例えば、"marubinotto"というタイトルのフラグメント#userタグを付けた場合は、ユーザー名は 「marubinotto」、パスワードは「marubinotto」でログインできるようになります。ログインしたらすぐにパスワードを変更するようにして下さい (メニュー「システム/パスワード変更」)。

Piggydbの基本機能で実現されたユーザー管理

ユーザーはフラグメントとして管理されるので、

ユーザーホーム

ログインするとホーム画面に自分のユーザーフラグメントが表示されます。このフラグメントを編集できるのはownerと対象ユーザー本人だけです。
個人の情報を書き込んだり、すぐにアクセスしたいフラグメントに関連を付けたり、といった使い方ができます。
ユーザーフラグメントの下にある#homeフラグメント#84)は、全てのユーザーから見えるので、共有したい情報などはここに書いておくと良いでしょう。

ユーザーページ

ページの右上にはログインユーザーの名前が表示されます。この名前をクリックするとそのユーザーが作成、更新したフラグメントの一覧を見ることができます。このユーザーページは、フラグメントタグの作成者・更新者リンクをクリックすることでも表示されます。

匿名アクセス機能で情報を公開

基本的にPiggydbは、個人であれグループであれ、ログインユーザーのみに閉じて利用するプライベートなツールですが、この機能を有効にすると、ログインしていない匿名のユーザーにもデータベースの内容が公開されるようになります。
ただし匿名ユーザーはデータの編集を行うことはできません。あくまで閲覧のみです。データベースの中身を変更する場合は、匿名アクセス機能の有無に関わらず、ログインしていることが前提となります。
このサイト(piggydb.jp)自体が、匿名アクセス機能を利用しています。このように、作ったデータベースを完全に公開したい場合は、この機能を使うことで実現できます。
匿名アクセス機能は、部分公開機能(#35)とは異なり、全ての情報を公開することになります。

匿名アクセス機能の設定方法 → ...

以下のPiggydbシステム設定(#16)を変更することでデータベースの場所を変更できます。
  • 設定項目: piggydb.enableAnonymous (true: 有効, false: 無効)

匿名ユーザーのホーム画面

トップページのURLにアクセスすると、ログインしていなくても以下のようなページが表示されて、データベースの内容をみることができます。タグフィルタを利用することもできますが、一部のメニューと編集に関係する機能にはアクセスできなくなっています。新規のフラグメントタグを作成することもできません。
特定のユーザーとしてログインしたい場合は、右上のユーザーアイコンをクリックするとログイン画面へ移動するようになっています。