特殊タグ
通常、タグはフラグメントを分類するために利用しますが、Piggydbならではのユニークな機能として「特殊タグ」があります。特殊タグをフラグメントに付けることで、フラグメントに様々な機能を持たせることができるようになります。
特殊タグ: #user
新しいユーザーを作成するためには、「ユーザー名をタイトルとするフラグメントを作って、"#user"というタグを付ける」だけです。これをユーザーフラグメントと呼びます。ユーザーを作成できるのは、ownerユーザーのみです。
作成されたユーザーのパスワードは、デフォルトの状態でユーザー名と同じになります。例えば、"marubinotto"というタイトルのフラグメントに#userタグを付けた場合は、ユーザー名は
「marubinotto」、パスワードは「marubinotto」でログインできるようになります。ログインしたらすぐにパスワードを変更するようにして下さい (メニュー「システム/パスワード変更」)。
特殊タグ: #trash
実際には、ゴミ箱タグを貼り付けても、そのフラグメントがデータベースから完全に削除されるわけではありません。一部のページから見えなくなるだけです。ゴミ箱タグのページに移動して、フラグメントからゴミ箱タグを取り除けば、そのフラグメントを復活させることができます。
特殊タグ: #bookmark
特殊タグ: #home
Piggydbを複数人のユーザーで利用している場合は、ホームフラグメントをユーザーみんなの共有情報として利用できます。
特殊タグ: #public
#publicタグ、あるいはこのタグの下位に所属するタグが付いているフラグメントは外部に公開されます。つまりログインしていなくてもその内容を見ることができるようになります。ただし、公開されるのはフラグメントのドキュメント・ビューのみです。通常の編集画面は公開されません。
公開されたフラグメントへアクセスするためのURLは、通常のドキュメント・ビューのものと同様になります。以下のようなURLです。
http://<host-name>:<port>/<war-name>/document-view.htm?id=6
公開ホームフラグメント
http://<host-name>:<port>/<war-name>/public/
All-in-Oneパッケージをローカルマシンで利用している場合 http://localhost:8080/public/
公開ホームフラグメントを設定すれば、外部ユーザー向けのポータルを提供することができます。
特殊タグ: #pre
一つのフラグメントの中で整形済みのテキストを書く場合には、対応するWiki記法(#43)がサポートされています(行頭をスペースで始める)。しかし、フラグメント全体を整形済みテキストとして扱いたい場合は、#preタグが便利です。
整形済みテキスト・フラグメントのサンプル
/** * The HelloWorldApp class implements an application that * simply prints "Hello World!" to standard output. */ class HelloWorldApp { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello World!"); // Display the string. } }
特殊タグ: #code
プログラミング言語の自動認識
このコードハイライトはgoogle-code-prettifyによって実現されているため、プログラミング言語の種類を特に指定しなくても自動的に解析してハイライト化してくれます。ただ情報管理の観点から言語の種類を明示的に指定しておきたい場合があると思います。その場合は、"#lang-<言語名>"というタグを追加すると、その言語で書かれているものとして認識されるようになります。サポートされている<言語名>については、google-code-prettifyのドキュメントを参照して下さい。
#codeタグによるコードハイライトのサンプル
/** * The HelloWorldApp class implements an application that * simply prints "Hello World!" to standard output. */ class HelloWorldApp { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello World!"); // Display the string. } }