データベースファイルの配置場所を変更する
- piggydb.database.prefix
- データベースファイルを配置するフォルダ(ディレクトリ)
- piggydb.database.name
- データベース名(データベースのファイル名に利用されます)
- デフォルト値
- piggydb.database.prefix: ~/piggydb
- piggydb.database.name: piggydb
- Windowsの例
- データベースフォルダを C:\data データベースの名前を "piggydb" とした場合
- piggydb.database.prefix: file:C:/data
- piggydb.database.name: piggydb
- フォルダへのパスの書き方は、file: で始まるURL形式にする必要があります。通常のWindowsのものとは異なることに注意して下さい。
- データベースフォルダを C:\data データベースの名前を "piggydb" とした場合
- Unixの例
- データベースファイルの作成場所を /data データベースの名前を "piggydb" とした場合
- piggydb.database.prefix: file:/data
- piggydb.database.name: piggydb
- ディレクトリへのパスの書き方は、file: で始まるURL形式にする必要があります。
- データベースファイルの作成場所を /data データベースの名前を "piggydb" とした場合
Tomcatを利用している場合は、CATALINA_OPTS環境変数にてシステムプロパティを設定する
例:
CATALINA_OPTS=-Dpiggydb.database.prefix=file:/data -Dpiggydb.database.name=piggydb
TomcatをWindowsサービスとしてインストールしている場合のPiggydb設定方法
PiggydbをWindows Serviceとしてインストールしている場合は、CATALINA_OPTS環境変数ではなく、専用のツールでシステムプロパティを設定する必要があります。
1. まずPiggydbのデータをエクスポートしておきます。
2. Tomcatをインストールした場所のbinフォルダに移動します。
4. GUIが起動しますので "Java" タブを選択します。
5. Java Options: の部分に以下のような書式でデータベースの配置場所を追記します。
-Dpiggydb.database.prefix=file:C:/data -Dpiggydb.database.name=piggydb
上の例だと、C:\data がデータベースの配置場所、piggydbがデータベースの名前になります。
6. Tomcatを再起動します(5で設定した箇所にファイルが作成されることを確認します)。
7. 1 でエクスポートしておいたデータを使ってデータベースをリストアします。
以上が、データベースの場所を変更するための手順になります。