データベースファイルの配置場所を変更する

以下のPiggydbシステム設定(#16)を変更することでデータベースの場所を変更できます。

Tomcatを利用している場合は、CATALINA_OPTS環境変数にてシステムプロパティを設定する

例:
 CATALINA_OPTS=-Dpiggydb.database.prefix=file:/data -Dpiggydb.database.name=piggydb

TomcatをWindowsサービスとしてインストールしている場合のPiggydb設定方法

PiggydbをWindows Serviceとしてインストールしている場合は、CATALINA_OPTS環境変数ではなく、専用のツールでシステムプロパティを設定する必要があります。
1. まずPiggydbのデータをエクスポートしておきます。
2. Tomcatをインストールした場所のbinフォルダに移動します。
3. tomcat<version>w.exeという実行ファイルがあるのでこれを実行します(Tomcatのバージョンによってファイル名は異なるかもしれません)。
4. GUIが起動しますので "Java" タブを選択します。
5. Java Options: の部分に以下のような書式でデータベースの配置場所を追記します。
 -Dpiggydb.database.prefix=file:C:/data
 -Dpiggydb.database.name=piggydb
上の例だと、C:\data がデータベースの配置場所、piggydbがデータベースの名前になります。
6. Tomcatを再起動します(5で設定した箇所にファイルが作成されることを確認します)。
7. 1 でエクスポートしておいたデータを使ってデータベースをリストアします。
以上が、データベースの場所を変更するための手順になります。