Piggydb 4.7 リリース - 「タイトルは省略しても無問題」

今回は比較的盛り沢山ですが、一番重要な変更点は、フラグメントのタイトルに関する変更(#192)です。
ダウンロードはこちら → #5

タイトルが思いつかなくても、とりあえずコンテンツだけでも登録しておく

以下のように、タイトルの入力ボックスの位置を一番上からコンテンツの下に移動しました。
元々、すべての入力項目はオプショナル(省略可能)だったのですが、優先度に基づいて並び替えを行いました。つまり、タイトルとタグについてはあくまでオプショナルである、ということを強調するためにこの順序にしてみました。
この変更に伴って、見出しの自動生成機能が追加されています。タイトルを省略してもコンテンツから見出しを自動的に作って、リストビューなどで表示します。
以下の例では、フラグメント#2, #3のタイトルは省略されていますが、子フラグメントの表示では見出しとしてコンテンツの一部が表示されています(ファイルフラグメントの場合はファイル名)。
リストビューでも自動生成された見出しが表示されます。
この変更によって、とりあえずコンテンツだけでも登録しておけば見出しは自動生成されるので、より気軽に情報を登録できるようになったのではないでしょうか。

Piggydb 4.8 リリース - 「中国語対応」

今回は細々とした修正を行いました。

テキストの整形で改行を行うための書式「~」が追加されました。行末に~を書くと<br>が挿入されます(この書式はPukiWikiから拝借しました)。
こんな感じで
改行できます

ラベル付きリンクのラベルに画像のURLを利用できるようになりました。以下のように書くと、
 [http://www.google.co.jp/ http://www.google.co.jp/intl/ja_jp/images/logo.gif]
ラベルに画像を利用できます。

その他、マウスホバーで表示していた更新情報(更新者・日時など)、カクカクしてしまって見づらいというご指摘を頂きましたので、フラグメントのデザインをちょっと変えて常に表示するように変更しました。
マルチユーザー環境にて、フラグメントタグは作成者以外編集できないようにするオプション(piggydb.entity.changeableOnlyForCreator)を追加しました。これは後ほど説明を追加したいと思います。
後は細かな調整がちょこちょこあります。今回、プログラムは結構書き換えたりしているのですが、表に現れるものは比較的少ない感じです。

実は今回の目玉は「中国語対応」です。中国語のサイトも新たに作りました。中国には国産のWiki的なソフトウェアが少ないと聞いていますので、これでもっと多くの人に使って頂ける機会が増えると嬉しいのですが、果たしてどうなるでしょうか。
ダウンロードはこちら → #5

Piggydb 4.9 リリース - 「子フラグメントはドラッグ&ドロップで並び替え」 → ...

#207で予告していた通り、子フラグメントの並び順について、今まで提供していた「項目を利用した昇順/降順の並び替え(#159)」を廃止して、ドラッグ&ドロップで自由に並び替えられるように修正しました。
以下のようにツリービューにおいて、並び替えを行うことができます。
ツリービュー自体も手動で展開する形に修正しました。以下のようにつながりがある限り、どこまでも展開していくことができます。
ビューの切り替えから子フラグメントの並び替え、ツリーの展開まで、ページの読み込みなしで行えるので、ストレス無くさくさく操作できます。

タグページのデザインを変更しました。余計な説明を廃して簡素化してみました。
上位タグ、下位タグとの間にある矢印はタグの修飾の方向を表しています。矢印が三角形になっているのは、矢印の先が「より狭い概念」、矢印の根元が「より広い概念」であることを示すためです。

ダウンロードはこちら → #5