Piggydbのアップグレード
既存のPiggydbを新しいバージョンにアップグレードするのはとても簡単です。以下にパッケージごとの手順を示します。
(※) 基本的にデータベースはプログラムファイルとは別の場所に保存されていますので(#167)、新しいバージョンに入れ替えてもデータはそのまま引き継がれますが、念のため作業前にデータをエクスポート(#48)しておくことをお勧めします。
スタンドアロン・パッケージ / All-in-Oneパッケージのアップグレード方法
基本の設定を変更していない場合、特別な作業は必要ありません。古いバージョンのサーバーを停止してから、新しいバージョンのサーバーを起動するだけです。既存のデータはそのまま引き継がれます。
- 旧バージョンのPiggydbが起動している場合は停止する
- 新バージョンのパッケージを好きな場所に解凍する
- データベースの場所を変更している場合は新バージョンの設定を変更する
- 新バージョンのPiggydbを起動
- 通常、データはプログラムフォルダと別の場所に保存されていますので、アップグレード後に、古いプログラムフォルダは削除してかまいません
- アップグレードする際に新しいアプリケーションを古いアプリケーションに上書きする形でインストールするのはトラブルの元になりますのでお勧めできません。他の場所に配置するか、古いアプリケーションを削除してから配置するようにして下さい。
warファイルのアップグレード方法
Tomcatを利用している場合、webappsフォルダの下に古いバージョンのwarファイルと、そのwarファイルが展開されてできたフォルダ(piggydb.warの場合、piggydbというフォルダ)があると思いますが、その両方を削除してから、新しいwarファイルを配置します。warファイルを入れ替えるだけです。(minakajiさんのご指摘を受けて修正しました)。
- Piggydbが配置されているWebサーバー(Tomcatなど)を停止する
- warファイルを入れ替える
- Webサーバーを起動する