Piggydbの仕組み

1. 小さな情報の断片を集めて、
2. それらをタグで分類したり、
3. つなげて大きな文書をつくったりできます。
4. ドキュメントとして表示

情報を構成して「知識」にする

Piggydbの肝は、登録した情報の断片同士をつなげたり、分類したりする情報の意味付けにあります。単に情報を貯めておいて必要なときに後から検索する、という利用を想定しているのであれば、わざわざPiggydbを選択する理由はありません。情報同士をつなげたり分類したりという過程を経ることによって、利用者が何らかの学びを得る、というのがPiggydbの狙いです。
コンセプト自体はメモツールやデータベースというよりも、マインドマップに近いかもしれません。ただマインドマップよりPiggydbの方が複雑です。その代わり、多様な情報を無理なく結びつけることができますし、大量の情報を扱うことができます。

階層構造とネットワーク構造 → ...

情報を整理する方法としてはファイルシステムやアウトラインプロセッサのように情報を階層的に構成するのが一般的ですが、Piggydbで管理される情報はネットワーク構造になるのでより柔軟性が高く強力です。例えばファイルシステムの場合、一つのファイルが所属できるディレクトリ(フォルダ)は一つだけですが、Piggydbのフラグメントは複数のフラグメントからの「つながり」を受け付けることができます。

タギングの可能性 → ...

タグはとても柔軟性の高い分類の方法です。
情報を整理するための手法としては、予め分類の体系を作っておき(カテゴリー)、情報をそれらのいずれかに振り分けていく、というトップダウンのやり方が一般的でしたが、タギングはこれと反対で、ボトムアップに情報を分類します。
どのような分類があるのかは気にせずに、その情報に相応しいと思えるラベルを思いつくだけ貼っておいて、同じラベルの付いたものを後から引き出す、というのがタギングのコンセプトです。
Piggydbのタグシステムは、従来的なタグ(ボトムアップ)としての使い方だけではなく、カテゴリーのように予め分類を作っておいて、それらを適用する(トップダウン)という使い方も可能です。必要に応じて両方の使い方が出来るようになっています。
さらにタグはカテゴリーと違って、単なる分類・整理の用途には留まらず、様々な応用が可能です。例えば、自分がやらなければならない仕事の一覧(TODO)を管理したり、情報を共有している他のユーザーに対するメッセージとして利用したり、等等。

フラット(一階層)なタグとフォークソノミー

Web2.0に分類される、多くのインターネットサービスが採用するタグシステムがフラット(一階層)であることには理由があります。複数の人間によって付けられるタグの、意図しない一致による集合知やコミュニケーションの発生を目的にしているためです。いわゆるフォークソノミー(folksonomy)と呼ばれるものです。こういった場ではできるだけコストの低い分類方法が求められます。
Piggydbは、こういったWeb上のサービスとは異なり、情報の共有を個人あるいは少人数に限定することによって、人のメンタルモデルが持つ本来の複雑さをできるだけそのまま表現できるような道具立てを提供する、というのが一つのコンセプトになっています。

できあがった構造を眺めて理解を補強すると共に、フラットな俯瞰を使って常に新たなつながりを発見しに行く → ...

バラバラな情報につながりを作っていく、というのがPiggydb流の知識構築ですが、一度構造が出来上がってくると、その構造に囚われてしまい、新しい発見が少なくなってきます。そこで、マルチカラムビューのようなフラットなビューを利用して、新たなつながりを発見しに行くことが重要になってきます。
Piggydbではその仕組み上、バラバラな情報であるフラグメントの集合の上に、何重にも構造を積み上げることができます。一つの構造を作っただけで満足せずに、新たな視点でのつながりを発見できるよう、様々なビューを使い分けながら試行錯誤すれば、驚くようなアイデアを発見できるかもしれません。